6月1日 アメリカがメキシコに制裁関税
こんにちは、aratananews です。
今回は
アメリカ、メキシコに制裁関税‼️
のニュースについて書こうと思います。
5月30日、アメリカはメキシコからの輸入品に
6月10日から5%の関税を課すと表明しました。
どうして関税をかけるのか?
そもそも関税てよくわからない。
そんな人の為に 可能な限り分かりやすく
説明します。
目次
- 関税とは?
- 何故関税をかけるのか
- 不法移民について
- 日本にも影響が
- 今後の動き
- 最後に あなたの意見は?
関税とは?
まずは関税について軽く説明します。
関税とは、外国の物を輸入した際に国に支払う
税金の事です。
今回の場合、アメリカの人や会社が
メキシコの物を買った時、買った人や会社が
アメリカ政府に税金を支払います。
そして、関税をかけられた場合、
自分の国の物が売れにくくなります。
例) Aさんが、メキシコから80円の物を
輸入し、それをアメリカで売るとしたら?
- Aさんは80円をメキシコに、関税(20円)をアメリカに、合計100円支払う
- 利益を出すために120円で売る
- 値段が高いのでみんな買わない
- 売れないのでAさんも輸入しない
- メキシコの物がアメリカに売れない
この様な流れになります。
この場合、関税が無ければ100円で売ることが
できます。
すると安いのでたくさん売れます。
売れるとAさんもたくさん輸入します。
この様に、関税が無ければ輸出入が活発に
なります。
アメリカにとってメキシコは2番目に多く
物を輸入している国です。( 1位 中国 )
今までアメリカとメキシコの間に関税が無く、
多くの物が行き来していました。
しかし、今回アメリカはメキシコからの
全ての輸入品に5%の関税をかけると
発表しました。
何故アメリカは関税をかけたのでしょうか?
何故関税をかけるのか
次に関税をかける理由についてです。
今回の関税は「制裁」関税と呼ばれています。
簡単に言うとメキシコの行動にアメリカが
怒ったので制裁、つまり罰を与えようと
しているのです。
一体何にそこまで腹を立てたのか?
重要なのは不法移民問題です。
不法移民について
不法移民とは正式な手続きなしで入国し、
そのまま定住する人々の事です。
彼らは一般の人より低賃金で働くので、
安い労働力として重要な役割を持ちます。
一方で彼らに仕事を取られる可能性や、
不法移民による犯罪、薬物の持ち込み
などを問題視する人も少なくありません。
トランプ大統領はメキシコからの不法移民
をかなり問題視しています。
しかしメキシコは有効な対策をして
いませんでした。
そこで今回アメリカはメキシコに対し、
制裁として関税をかける事にしたのです。
有効な対策を取れば関税を撤廃すると
表明しています。
日本にも影響が❗️
メキシコには日本の工場が数多くあります。
特に日本の自動車企業はメキシコに多数進出しています。
その内の多くをアメリカに輸出しています。
将来的にメキシコに進出している日本企業
にも大きな影響があるかもしれません、
今後の動き
対策を取らなければ、最大25%まで引き上げる
と表明しています。
7月1日 10%
8月1日 15%
9月1日 20%
10月1日 25%
また、アメリカは中国とも関税について
対立しています。
来年には大統領選挙もあり、
トランプ大統領の米国第一主義もさらに
過激になりそうです。
今後のアメリカ、メキシコの動きに注目
しましょう。
最後に あなたの意見は?
今回のニュースを知って皆さんはどんな
意見を持ちましたか?
不法移民の問題も有れば、彼らがいるメリット
また人道的な面から見て彼らを拒絶して
良いのか?
など色々な意見があると思います。
日本は島国なので移民問題について
考える人は少ないかもしれません。
関税に関しても細かい事情を知ることは
難しいです。
しかし一人一人が自分の意見を持つことが
大切だと思います。
もし良ければみなさんの意見を聞かせて
下さい。
長い文章になりましたが、
読んでいただきありがとうございました。